伊達さんのアンケート(1)
サーフェースの問題
伊達公子さんの記事が出ていました。
下記リンクになります。
伊達公子が没頭した修士論文の中身。
砂入り人工芝は日本テニスの大問題。
https://number.bunshun.jp/articles/-/839777
僕もこのアンケートに答えた一人です。
主に内容はにおけるサーフェースの問題でした。
私も前職場でもハードコートを有しているテニスクラブで、勤務し育成ジュニアの現場を目の当たりにしてきました。
今もありがたい事にハードコートでジュニアの育成させてもらっています。
そして自分自身もジュニア時代ハードコートで育ってきているので
育成にはハードコートが向いていると確信しています。
ただ一般・レディースレッスンも行っている身としては人工芝のメリットも多く感じます。
この問題はなかなか難しい問題だと思いますが、考えてみたいと思います。
ハードコートで育つと何がいいのか??
伊達さんのような世界までの事はさすがに言えませんが、
兵庫県の数少ないハードコート現場での目線の意見として
勝手にまとめてみました。
・バウンドの高低差を感じる
世界に目を向けてみると低年齢の子供たちでもplay&stayでのレッスン効果で
多彩なテクニックを駆使し髙いハイバウンドのボールや低く滑るスライス、コートから相手を追い出す技術を使って3D(立体的なテニス)で戦っていけると思います。
人工芝コートはバウンドが低いので打ちやすくなることもあり、あまり効果ででないのかと思います。
・狙う側がバウンドを意識して練習することで効果が上がる
Jrが試合をする時に使う戦法
高いボール(顔より上のバウンド)ばっかり打たせて
甘いボールを作るなど立体的にイメージするようになります。
打ちづらい高さを意識的に狙い狙ったりすることで
耐性がつき返球が上手くなると思います。
厚いグリップ(ウエスタンぐらい)でしっかり顔の高さをハードヒット出来ると強くなりますね。
・球威が落ちないので変化を感じられる
バウンド後、球威が残ったままボールが飛んできます。ストリングもハードの方がよく切れるので、球威を感じることが出来ると思います。
少しサイドスピンをかけて曲げたり、スライスを覚えると バウンド後に変化が出るので 効果を体感しやすく、子供達にはイメージさせやすいのかと思います。
まだまだあるのでまた次回にします。