伊達さんのアンケート(2)

前回に引き続きハードコート問題


伊達さんが苦言を呈したことによりみなさん反響がでています。
長塚京子さんのブログにも出ていました。

育成の現場での生の意見なのですごい貴重な意見だと思います。
人工芝で育った子がいきなりハードで練習した場合、ほとんどがボールに打ち負けてしまいます。

相手のボールの回転量を潰して押さえていく感じや相手のボールを利用したり
下がって打たなければいけなかったり、ボールが跳ねるだけで運動量が変わってきます。

必然的にコートに鍛えられていくのできっと対応力の差は出てくるのかと思います。

兵庫県Jr大会の現状


ビーンズドームなどの施設で試合することも増えてきてハードコートでテニスする機会が増えてきていると思います。
が、中、高校生はやはり人工芝が多いのが現状です。

全国大会、関西ではなく、県だけを見据えてレッスンするとなると、カウンター的な一発でフラット系などになり、テスト対策のようなレッスンになってしまうのも仕方ないのかもしれません。



なぜハードコート増えないのか


原因としては

・一般の人は嫌がる(疲れる・膝に悪い等)
・ボールも削れてすぐ変えなくてはいけない
・雨が降ったら整備しなくてはいけない
・塗り替えなければどんどんスピードが速くなる (費用がかさむ)・・などなど

ほかにももっとありそうですが、
運営していく側としては、競技者のニーズで
ハードコートを増やしていく状態ではないのかなと思います。

自分でコートを作るとしたらメンテナンスや集客も考えて
私もオムニを選択すると思います。

人工芝のジュニア育成におけるメリットはないのか??

メリットもあると思います。
人工芝で強く育てているクラブはたくさんあります。
球だしで工夫したり、色んな負荷をかけされているのを見たことがあります。


芝・ハード・クレーに比べて人工芝は簡単といわれます。 ボールの変化が少なく、跳ねないのでラリーをしやすい状態が出来るからだと思います。一般プレーヤーや、はじめての子からするとこちらの方が取っつきやすいのがメリットだと私は考えます。

はじめてトライする人は、テニスが簡単な方がいいと思います。
土で汚れたりしにくいので、多少の雨でもできるなど、今の時代に一致しているのかな?習い事としてはいいのかな?なども思います。


Runupテニススクールでは、デコターフ(全豪と同じ)のハードコートを使用しています。
本格的なコートにより、子供たちはきっとコートにも育ててもらえていると思います。強風やクレーならイレギュラーバウンド、夏の日差しでの照り返しの暑さなど、本質的にコートに鍛えられて強くなっていくんだと思います。

一般の人にもハードコートが好き派が増えていくといいな。
と個人的には思っています。
そうすることで需要が増えるのではないかなと思います。





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