たった2ポイント

何気なくポイント練習をしているのみて、みんな頑張っていますがまだ2バウンドしていないのに諦めて止まってしまった瞬間をみました。

ほんとに何気ない瞬間なので見落としてしまいそうになりますが、この一本って将来の1ポイントに繋がっているのでは？？と思いました。

先輩コーチにその話をしたらとても良い話が聞けました。

先輩コーチの選手は

大きな大切な試合のファイナルセット2ポイントの差で負けてしまったそうです。

その差は何か？

何をすれば良かったのか？

先輩の選手は、練習スケジュール管理もバッチリ、試合の準備も完璧にしてサポート体制も整えていました。

対する相手選手はテニスしかしないテニス漬けの毎日。自由な時間はほぼないような生活を送っているそうです。

最近では、我慢や根性論はナンセンスだと言う話も良く出てきますが、「暑い、辛い、早く終わりたい」そんな気持ちが出てきそうなファイナルセット。

【勝ちたい】はもちろんお互いに思っていますが

そこで大切な負けない気持ちだったのでは？

運をも引き寄せる気迫というのはあるのかもしれませんね。

勝負の世界はとても難しいです。

その話を聞いて私が感じたのは

うちの選手達にもそんな大切な試合の局面がきっとくるはずです。

その時に結果がどうあれ、

自分が満足出来るように悔いのないテニスが出来るように

日々の練習で最後まで走り抜いてほしいと思います。

どんなボールも食らいつく、走り抜く。

自分を甘やかす事はできます。でもやり抜くそんな熱い選手を目指してほしいと思います。

期待してるよー！