選手の考え
指導の在り方についていろいろ話し合う機会がありました。
色んな指導方法があると思います。
コーチの思惑で具体的に指示を出し
その通りに選手を動かす指導法
答えだけを求める選手に対しては
従来通り1メートル詰めてくださいとか
下から上に振ってくださいとかです。
それでうまくいく人もいます。
しかしその答えを納得もしくは消化できない人もいらっしゃいます。
具体的に1メートル詰める現象を
何の為にしなければいけないかを
伝えて欲しい人もいます。
フォーメーションのレッスンなどでは
今のはなぜそこに打ったのか?
どういう意図だったのか?
というところを重視しアドバイスします。
何も考えてなかったなら、じゃあ1メートル詰めたほうがより相手の打てるコースがなくなるよ!などを聞いてもらえたらいいと思います。
もし意図があったなら・・・
そこは本来ストレートに打ったほうが‥と
コーチが思ったとしても
選手が相手の動きが見えたから
そこは結構無理と思った。
など自分の意図を持ち
選手は自分の考えを答える
それに対してコーチは客観的に
何が必要だったのか
何が足りなかったのか
それを狙うにはこうした方がいいよ
今のポイントだったら試合の状況によってはいいかも!
などなど全てにおいて考えさせる【余白】を作ってあげて選手としての選択が出来るようにしたいと思います。
選手とコーチの関係を保つことが大切な要素だと思います。
ひょっとしたらコーチよりすごい選球眼があるかもしれないし
深い考えもあるかもしれない。
やりたいプレーをしたいと気持ちは発想力にも役立ちます。
しかしなぜそこに打ったのは何も考えていなかったという答えも多いです。
テニスは正解がありません。
今のプレーが再現性があるのか
どうかを考えていくのが
一番大切になように思います。
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