「なんでそんな大変なことするの?」と言われた僕が、部活地域移行「コベカツ」をスタートさせた話
お久しぶりです。

長らくブログをお休みしていましたが、「また少しずつ書いてみようかな」という気持ちが湧いてきたので、肩の力を抜いて綴っていこうと思います。
さて、9月に入り、神戸の部活地域移行の取り組み**「コベカツ」**がついにスタートしました!
8月末で学校単位の部活動が一区切りとなり、地域の人たちが中学生に様々な種目を指導していくという新しい枠組みです。
第1回目の募集では、50近くの団体の中から選定された5団体ほどの中に選んでいただきました。
ただ、この挑戦を決めた当初は、周囲からこんな声も聞こえてきました。
「なんでそんなお金にならないことするの?」
「意味あるの? 大変なだけだと思うよ?」
では、実際にやってみてどうだったかというと……
「めちゃくちゃ大変でした(笑)」
永遠と届く承諾書や許可証のチェック・提出、中学生指導に向けたオンライン研修、学校側との細かな打ち合わせ。
保護者の方々へのメール返信、体験会の段取り、そしてミニネットなどの備品の手配……。
日々の通常業務をこなしながらの準備は、本当に息つく暇もありませんでした。
特に頭を悩ませるのが「道具」の準備です。
30名以上が参加するとなると、まずラケットを30本以上集めること自体が至難の業。普通ならここで途方に暮れるところですが……
幸いにも、私はストリンガー。
なぜか自宅に30本以上のラケットが綺麗に揃っていました(笑)。
そこからは職人モードです。張られていなかったストリングを一本一本張り上げ、すべてのラケットのグリップテープを巻き替えました。
このグリップテープ、あえて「白」を選んでいます。
手にした瞬間に「うわ、綺麗!」「新しい!」と子どもたちに一発で伝わってほしかったからです。初めてテニスに触れる子たちだからこそ、気持ちよくラケットを握ってほしい。そんな想いで夜な夜な準備を進めました。
そして迎えた9月1日、初のコベカツスタートDAY!
コートには30名以上の子どもたちが集まり、とても賑やかな幕開けとなりました。
参加してくれた子の多くは、テニスが完全に初めてだったり、他の競技から移行してきた子たちです。
私たちの使命はただ一つ。
「この子たちに『テニスってめっちゃ面白い!』と感じてもらうこと」。
言葉で言うのは簡単ですが、初心者を飽きさせず、夢中にさせるには工夫が必要です。
目指したのは**「待ち時間ゼロ」**。
球拾いや順番待ちで立ち尽くす時間を極力なくし、全員が常に身体を動かし、ボールを打っている状態を作る。そんな練習メニューを組み立てて挑みました。
あっという間の時間でしたが、練習後、保護者の方からこんな嬉しいメッセージをいただきました。
「子どもが『すごく楽しかった!』と笑顔で帰ってきました」
この一言をいただいた瞬間、張り替えたラケットの山も、怒涛の書類手続きも、全部吹き飛んでいきました。
「ああ、やってよかったな。報われたな」と、心から思えた瞬間でした。
まだ始まったばかりですが、子どもたちがテニスを大好きになってくれるよう、全力で向き合っていきたいと思います。
また気が向いたら、日々の出来事を書いていきますね。
ブログランキングに参加しています。ポチッっとワンクリックお願い致します🙇


