レベルアップしたいあなたへ
Runupをご覧いただきありがとうございます。
Runupのレッスンでは、普段意識していないとなかなか難しい内容もよくあり、落ち込む人もいます。
そこで上達する上で大切な学習曲線の話しをしておきます。
「学習曲線」という言葉は、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによって紹介されたもので、そもそもの意味としては
「人は反復して覚えることで記憶力テストの成績があがる」
ことを紹介したものだったらしいのですが、現在ではその意味も広く捉えられ
「ある課題を繰り返せば繰り返すほど、それをこなす時間が短くなること」
をも意味するようになったようです。
時間の経過とともに、その言葉の中に
「繰り返すことによって能力が向上し、能力の向上によってこなす時間が短くなる」という意味を内包するようになったのでしょうが、その能力の向上は必ずしも 右肩上がりに一直線に伸びていくものではありません。
取り組む物事にもよるのですが、大抵
1 じりじりとした成長
2 どれだけ努力を費やしても成長が感じられない、
長い横ばい状態
3 ちょっとしたブレイクスルーをきっかけとした
大幅な成長
といったプロセスを何度も繰り返しながら能力は向上していきます。
要は、頭で理解して身体に染み込むまでに時間が必ず必要で、その苦しみを乗り越えて行けば次の成長速度も速くなっていきますよ。
だから最初は我慢の連続ですが、きっと乗り越えると楽しいテニスが待っていますよ!